設定不要の無線LAN、ライブドアが新サービス

http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200612250012a.nwc

 ライブドアは、無線LAN(構内情報通信網)を使ってインターネットに接続する「ホットスポット」を、簡単に利用できる新サービスを提供する。1度登録すれば、パスワード入力や複雑なネット接続設定作業が不要なため、無線LANサービスの利用拡大の“起爆剤”となりそうだ。同社は新サービスをテコに、無線LAN会員数を現在の1万人から10倍の10万人に増やし、本業のネットサービスの強化につなげる。25日に新サービスを発表、提供を開始する。

 新サービスは、無線LAN対応のパソコンや携帯情報端末などが個別に持つ識別番号「マックアドレス」を、ライブドアに登録しておくだけで、同社のホットスポットによる公衆無線LANサービス「ライブドア・ワイヤレス」を利用できるもの。

 通常、街中にあるホットスポットを利用する場合は、さまざまな設定作業を行わねばならず、煩雑なため利用者増のネックになっていた。ライブドアの新サービスはパスワードの入力も不要なため、喫茶店などのホットスポットでパソコンやIP(インターネットプロトコル)対応携帯端末を立ち上げれば、ライブドアが機器側のマックアドレスを瞬時に確認、すぐにネットに接続できる。

 ライブドアは、ライブドア・ワイヤレス(月額利用料は525円)に加入しているユーザーに対し、マックアドレスを5つまで登録できるようにし、当面は試験サービスとして無料で提供する。

 同社は現在、喫茶店ルノアール」などの店舗内や、都内のJR山手線内の約2200の電柱にホットスポットを設けている。会員数は約1万人だが、新サービスの提供を機に、ホットスポットの拠点拡充も図り、「将来は会員数を10万人規模に引き上げたい」(ネットワーク事業部・白倉章照氏)考えだ。

一瞬、昨年のニュースかとおもたw